お知らせ
歯が抜けたらどうなるの?
2021.9.30
目次
こんにちは。
医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 戸田診療所 歯科医師の川端です。
今回は歯が抜けた後、抜いた後どうなるのかをお伝えしたいと思います。
歯が抜ける・抜歯になる原因について
歯が抜ける・抜歯になる原因について
- 歯周病で歯がグラグラ
- 大きな虫歯
- 歯や歯根(根っこ)の破折 etc…理由はいくつも考えられます。
歯を残す方法に関してコラム【歯を残そう!】を参照してください。
当院では、その方法でも歯を残すのが厳しい場合に抜歯に至ります。
そうならないために定期的なクリーニング・検診が重要になってきます。
抜けたところをそのまま放置していると…
上の図のように抜けた歯の前後の歯がたおれてきたり、かみあう上の歯が伸びて、咬み合わせが悪くなる原因になります。
なので、歯が抜けた、抜いたところは早めに治療をしてください
歯がなくなった部分を補う方法(欠損補綴)
歯がなくなった部分を補う方法として以下の4つがあります。
- 入れ歯・義歯
・歯の部分と歯茎の部分、自分の歯にひっかけるバネの3つからなります。
・一般的に入れ歯といわれるもので食事の後に取り外して洗わなければいけません。
・長期間使っていくうちにバネは緩んできて外れやすくなり、歯茎の部分はやせて隙間が空いてくるため定期的に調整しなければなりません。また、バネがかかっている歯がぐらついてきます。
・短期間で製作が可能
- ブリッジ
・手前の歯と奥の歯を削って型を取りして作製する取り外しがいらないかぶせ物
・前後の歯に虫歯がなくても削らないといけない。
・前後の歯に負担がかかる。
・3つの歯がつながっているため、虫歯になりやすい。
・入れ歯と比べ違和感(違和感)は少ない
- インプラント
・歯を失ったところにインプラントを埋入して歯を作る治療
・前後の歯を削らず取り外しもいらない。自分の歯のように噛めます。
・インプラントの形状より十分な骨量がないと埋入が難しい
・自費診療になります。
それぞれメリット・デメリットがあります。詳しくは担当医にご相談ください。
最後に
ざっくりではございますが、歯が抜けた後の治療についてお伝えいたしました。
当院では歯を残すことに重きを置いておりますが、残せない場合もあり上記のような欠損補綴が必要になります。そうならないために定期的な検診やメンテナンス(虫歯の早期発見・歯周病の進行していないか確認の場)を行うことが重要になります。
歯の痛みや歯がないところを放置している方は早めの受診をお願いします。
抜かずに治せるのかな?抜けたままになっているところどうしようかな?迷われている方は是非ご相談ください。
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