お知らせ
食いしばり・歯ぎしり(ブラキシズム)の害について
2024.12.02
目次
こんにちは 赤羽歯科戸田診療所 歯科衛生士の名定/塩村です。
12月に入り、気温も下がって寒い日が続きますが、皆さん日常で噛みしめていませんか?
今回は、悪習癖である食いしばり、歯ぎしりについてお話します。
◎引き起こされる症状
・知覚過敏(冷たい物がしみる)
・顎関節症(口を開けると音がする/痛みがある)
・歯茎が下がる、腫れやすくなる
・被せ物が欠ける、割れる
・歯が欠ける、割れる
・歯がすり減る
・歯周病を進行させる
ブラキシズムは習癖なので、自覚がなく無意識に行ってしまっていることが多いです。
そのため自分ではなかなか気づきにくいことがあります。
上記の症状が当てはまっている場合は、日常で食いしばっている可能性があります。
◎対策
・マウスピースの作製
オーダーメイドのマウスピースは保険適応で作製が可能です。
主に就寝中に使用することで、歯や顎への負担を軽減することができます。
使用状況に合わせて調整可能なので、違和感も比較的軽減することができます。
・日中の意識改善
食事を含め、1日のうち上下の歯が接触していいのは15分だと言われています。
舌は上顎の定位置、唇は閉じたまま上下の歯が空いている状態が正しい位置関係です。
お口周りの筋トレも兼ねて、日中の注意が必要です!
印がついているところに舌の先を当てるように過ごしましょう。
ハミガキを頑張っていても、ご自身の力が原因で虫歯のリスクが上がったり、歯周病が進んだりすることがあります。
症状が進行する前に、早期発見も兼ねて是非定期検診にお越しください。
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